ネットギアジャパンは5月24日、ウェブブラウザから全ての設定が行えるスマートスイッチ・シリーズに、全ポートが10ギガイーサネットに対応する新製品3機種を、6月14日から発売すると発表した。

新たに発売するのは、10GBASE-T ポート×44、10G SPF+スロット×4の「XS748T」、10GBASE-T ポート×16、10G SPF+スロット×2(10GBASE-T との共用)の「XS716T」、10GBASE-T ポート×8、10G SPF+スロット×2(10GBASE-T との共用)の「XS708T」の3機種。価格(税別)はそれぞれ、1,100,000円、440,000円、220,000円。

「XS748T」

「XS716T」

「XS708T」

また、あわせてすでに販売している10GBASE-T ポート×24、10G SPF+スロット×4の「XS728T」の価格(税別)を、780,000円から650,000円に値下げする。

これらの機種は、全ての設定がウェブブラウザにより行えるため、ネットワーク管理の専任者でなくても使用でき、ポートベースVLAN、802.1Q タグVLANの両方に対応している。また、「スタティックルーティング」と「ACL」を組み合わせることで、さまざまなヘッダー情報に基づいてVLAN間の通信許可・禁止が行える。

そのほか、IPのスタティックルーティングが行えるLayer2+スイッチとなっており、IPv4に加えてIPv6 にも対応している。設定可能な静的ルート数は、「XS748T」「XS728T」が64、「XS716T」「XS708T」が32。

さらに、Layer2/3/4のヘッダー情報に基づいてQoSの設定、通信レートの制限、通信の許可・禁止をポート単位で行えるほか、ポートセキュリティ機能により、ポートに接続する端末のMAC アドレスに基づいて通信を許可・禁止設定が可能。