The Independentに5月19日(英国時間)に掲載された記事「Google Chrome stop backspace being as ‘back’ button, saving people from accidentally deleting everything|News|Lifestyle|The Independent」が、将来のGoogle Chromeからバックスペースキーを戻るボタンのショートカットキーとして動作させる機能が削除されるようだと伝えた。
現在リリースされているGoogle Chromeではバックスペースキーに戻るボタンと同じ機能が割り当てられており、テキスト入力系のフィールド以外にフォーカスが当たっている場合などにバックスペースキーを押すと、1つ前のページに戻るようになっている。ほとんどのユーザーはバックスペースキーを文字を削除するためのキーと認識しているため、テキスト入力系のフィールド以外にフォーカスが当たっている時に文字を削除しようとしてバックスペースキーを押してしまい、入力していたすべてのデータが消えてしまうという問題が発生していると説明がある。
バックスペースキーを戻るボタンの代わりに使っているユーザーからはこの動きに不満を示す声があがっているが、多くのユーザーにとって問題を引き起こすショートカットキーになっていることから、Googleはこの機能をデフォルトで無効化する意向を示している。バックスペースキーを戻るボタンのショートカットキーとして使いたいユーザーに対しては、別途エクステンションを提供するなどして機能を提供するといった説明もなされている。