米Adobe Systemsは19日(現地時間)、スモールビジネスからブロガー、ソーシャルメディアマーケターや学生を対象にメッセージやストーリーをシンプルに伝えられるWebツール「Adobe Spark」を公開した。
「Adobe Spark」は、テキストや写真、ビデオでメッセージをシンプルに伝えるためのツールとしてスモールビジネスからブロガー、ソーシャルメディアマーケターや学生まで幅広い層を対象に無料で利用できる。Adobe IDのほかFacebookやGoogleアカウントなどから簡単にログインでき、Art、Education、Food、Lifestyle、Photography、SmallBusiness、Sports、Travelとあるカテゴリを選択し、テキストのメッセージに画像や映像を追加していくことで美しいポストカードやフライヤー、映像を作成できる。InstagramやFacebook、Twitterなどソーシャルへそのまま投稿することも可能だ。
「今日では、誰でもがコンテンツを作りシェアすることが可能です。しかしながら、多くの人々がスキルや時間、リソースの壁に阻まれています。Adobe Sparkではプロフェッショナルライクなビジュアルコンテンツを提供します」と述べるのは、Adobe SystemsのBryan Lamkin氏Adobeは、30年以上にわたりテクノロジーとクリエイティブプロフェッショナルのイノベーションを追求してきた企業で現在では、これらの技術を活かしたマーケティングツール「Adobe Marketing Cloud」も展開している。
「Adobe Spark」は、Webアプリケーションとなる「Adobe Spark Web app」のほか、グラフィックを作成する「Spark Post」、複数の素材からストーリーを作成できる「Spark Page」、動画による「Spark Video」の3つのiOSアプリから構成されている。