ロームは5月18日、NXP Semiconductors (NXP)のアプリケーション・プロセッサシリーズである「i.MX 7Solo/7Dual」向けの高効率パワーマネジメントIC(PMIC)「BD71815GW」を開発したと発表した。

「i.MX 7Solo/7Dual」は電子書籍やウェアラブル機器のほか、産業機器向けタブレットPCなど、バッテリ駆動で消費電力が重視されるアプリケーションのプラットフォームをターゲットとした製品。

今回ロームが発表した「BD71815GW」は「i.MX 7Solo/7Dual」向けに回路構成を最適化しており、待機状態/動作状態の消費電力を大幅に削減することでバッテリ駆動時間の向上に貢献する。

同製品は3月よりサンプル出荷を開始しており、サンプル価格は600円/個。また、4月から月産40万個の体制で量産を開始している。

BD71815GW