富士通と富士通ネットワークソリューションズは、関電工と、電力設備の設置や点検・保守などの作業現場における作業員の状態を遠隔から把握する実証実験を5月~8月の期間、実施すると発表した。

この実証実験では、人や物の状態・状況・周囲の環境をセンシングしデータを提供するIoTパッケージ「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア)」(以下、ユビキタスウェア)の検証用セット「ユビキタスウェア パイロットパック」を用いて行う。

作業員に、熱ストレス、身体負荷、活動量などを把握できる「ユビキタスウェア バイタルセンシングバンド」を装着することで、管理者は温湿度と作業員のパルス数を組み合わせた熱ストレス検知や身体負荷検知を遠隔で行える。

実証実験の概要

関電工では、電力設備の作業現場で夏場を中心に発生する熱中症の予防対策として取り組む。