StatCounterは5月17日(米国時間)、「Firefox edges out Microsoft globally for first time in browser wars|StatCounter Global Stats」において、デスクトップ向けWebブラウザとして初めて2016年4月におけるFirefoxのシェアがMicrosoft EdgeおよびMicrosoft Internet Explorerを合わせたシェアを上回ったと伝えた。
StatCounter Global Statsの報告によると、2016年4月におけるFirefoxのデスクトップ向けWebブラウザ世界シェアは15.6%。一方、同期間におけるMicrosoft EdgeとMicrosoft Internet Explorerのシェアの合計値は15.5%。FirefoxもEdge+IEもシェアを減らしているものの、Edge+IEのほうがシェアの減少幅が大きく、今回FirefoxのシェアがEdge+IEのシェアを上回る結果になった。
一方、Chromeはこの数カ月の間これまでと同様に上昇傾向を続けており、2016年4月には60.5%を確保するなど、デスクトップ向けWebブラウザとして強い存在感を示している。MicrosoftはWindows 10の普及とともに主要ブラウザをInternet ExplorerからMicrosoft Edgeに移行させたい狙いがあるが、Windows 10の普及と比較してMicrosoft Edgeの普及は低いものにとどまっている。