パイオニアVCは、子供たちが教え合い学び合う「協働学習」を実現する「xSync(バイ シンク)」と日本マイクロソフトが提供するOffice 365のクラウドストレージ「OneDrive for Business」との連携サービスを6月より提供する。

同社公式動画「xSyncの世界」(より抜粋/youtube内動画)

「xSync」の導入事例(同社Webサイトより)

「xSync」は、互いに意見を出し合い、教え合う協働的な学びや業務が求められるなか、パイオニアVCが提供する協働学習ソリューションで、電子黒板やタブレットを用いた協働学習空間を実現する。

同社Webサイトには、導入事例が掲載してあるが、電子黒板に書き込んだデータが個々のタブレットに、個々のタブレットから転送されたデータが電子黒板にと、スムーズなやりとりがいかに協働学習を進めるか、がよくわかる。200名を超える規模での大学におけるガイダンスでの利用例も掲載してある。

6月からは、Office 365のクラウドストレージ「OneDrive for Business」との連携サービスが提供され、児童や生徒が「xSync」で提出した学習データのOneDrive for Businessへの自動保存、保存してある授業用データの「xSync」での利用が可能になる。OneDrive for Businessは、職場および学校での使用を前提としたクラウドストレージで、データの共有、編集、閲覧をセキュアな環境で実現する。日本マイクロソフトでは、教職員や生徒など教育機関向けに無償で利用できるOffice 365 Educationを提供しており、企業向けのOffice 365 Enterpriseと同じサービスを利用できるようになる。