2016年5月11日から13日にかけて、東京ビッグサイトにて開催されている「第5回 IoT/M2M展(IoT/M2M 2016)」において、アットマークテクノはARM Cortex-A7デュアルコアを採用したNXP Semiconductors製SoC「i.MX 7Dual」を搭載した最新世代のArmadilloファミリの紹介などを行っている。
主に実機を用いて紹介しているのは、5月9日に発表されたばかりの小型・低価格IoTゲートウェイ端末「Armadillo-IoT G3L」や、開催に併せて発表された最新世代となる組み込みプラットフォーム「Armadillo-X1」、コネクシオ、大日本印刷(DNP)と共同で開発したセキュアIoTゲートウェイなどとなっている。
いずれもプロセッサやRAM、ROMなどの仕様は同じだが、インタフェースやセキュア性、拡張性などを用途に応じて変えており、カスタマのニーズに柔軟に対応することが可能だ。
なお、Armadillo-X1は2016年秋をめどに提供を開始する予定。開発キットの提供も予定しており、今回の展示会で実際のカスタマからのニーズの吸出しなどを行い、キットの中身として反映させたいとのことなので、Armadillo-X1を用いて開発などを行いたいと思っているユーザーは、会期中に同社ブースに立ち寄ってみるとよいだろう。