SDLは5月10日、クラリオンが同社のデジタルエクスペリエンスソリューションと翻訳ソリューションを活用することで、日本語および英語のWebサイトの刷新後、39言語42カントリーサイトへの展開を7カ月で実現したと発表した。
クラリオンが用いてきた従来システムでは、各地域へのローカリゼーションプロセスが一元化できておらず、情報のグローバル展開が効率的にできていなかったという。SDLのソリューションの活用により、そうしたローカリゼーションの効率が、各地域のマーケターに制作と編集の権限を付与しつつも改善することに成功したとする。
また、カスタマエンゲージメントとカスタマエクスペリエンスの向上に向け、アジア言語および北南米の言語の翻訳にSDLの翻訳サービスを採用したほか、多言語翻訳の効率化のために、グローバルWeb管理ソリューション「SDL Web」と連携した翻訳管理システム「SDL WorldServer」も導入。これらの取り組みにより、すべての言語にわたり一貫したメッセージの伝達の容易化を実現したとしている。