インテックは5月9日、病理・細胞診検査業務支援システム「EXpath4」を販売開始したと発表した。

EXpath4は、病院の病理部門における診断、工程管理、統計処理などを支援するもので、2009年に発売された「EXpathⅢ」の後継パッケージとなる。臨床部門からの病理オーダを電子カルテやオーダリングシステムと連携して受付け、病理オーダの受付から標本作製、報告書作成の支援まで、病理部門の業務をサポートする。また、画像情報や診断情報を一括管理し、データの二次利用を行うことが可能。

今回のバージョンアップでは、異なるシステムを利用している場合であっても、病院間で発生する検査依頼と結果報告を電子データで連携することが可能となり、また、材料と診断名から過去の類似症例の検索と引用を容易に行うことができるようになった。

「EXpath4」の連携イメージ