イージェネラは4月25日、ネットワールドと提携し、イージェネラのクラウドサービスXterityを利用したDR(災害復旧)とバックアップサービスをネットワールドの提供するクラウドサービスである「NETWORLD CLOUD MART」のサービスの1つとして提供すると発表した。
イージェネラは、2001年からインフラを仮想化することによりデータセンターを簡素化する統合ソリュ-ションを提供。その後14年以上に渡って蓄積してきた技術と運用ノウハウを本格的にクラウドサービスに注ぎ込み、2015年にデータセンターを世界的に展開しているエクイニクスと提携することにより、信頼性が高いクラウドサービスである「Xterity」を日本も含めて全世界に展開してきた。
「Xterity」は、インフラストラクチャサービス(IaaS)、バックアップサービス(BaaS)、災害復旧サービス(DRaaS)などをマネージドサービスプロバイダ(MSP)経由で販売。業界をリードするクラウドやデータセンターのインフラ管理ソフトウェアであるPAN ManagerとPAN Cloud Directorは、「Xterity」の安定性を保証し、自動的にセキュリティ、パフォーマンスおよび可用性レベルを満たしながら、ITサービス、設計、展開、および管理するためのシンプルで強力な方法を提供している。
「Xterity」の提供するDRとバックアップサービスの特長は、クラウド間、クラウドとオンプレミスのシステム間でも可能で、障害発生時に、定期的に取得しているバックアップデータから迅速かつ正確に復旧することができ、どのバックアップデータから回復するか、どのレベルまでシステムを回復するかをユーザが制御でき、また、復旧後にシステムが無事立ち上がったことをユーザ自身で確認することもできる。
加えて設定が容易にできるため、中小規模のシステムであれば1日で設定は終了し、翌日からDRシステムが稼動し、それ以降は安価にサービスが利用できる。