グルージェントは26日、同社の企業向けクラウド型ワークフロー・アプリケーションサービスGluegent FlowのMicrosoft Office 365対応版「Gluegent Flow for Office 365」の提供を開始した。
1999年に設立したグルージェント(Gluegent)は、Glue(接着剤) + Gent(人)を社名の由来としている。2000年にアプライアンスWebApplicationサーバ+DBサーバ「Gluebase」、2001年にはPalmOS搭載PDA「Visor」用モデム+GPS+フラッシュメモリ拡張モジュール「GlueLocation」などのハンドヘルド用途の製品を発売するなど、古くから"人"と"Web"や"モバイル"などの技術を繋げることを掲げている。
同社が展開する企業向けクラウド型ワークフロー・アプリケーションサービスGluegent Flowは、申請・承認・決裁といった一連のワークフローをクラウド上でセキュアに実行するシステムを構築できる。Google Apps for Work導入企業において実績を培ってきたが今回、Microsoft Office 365対応版となる「Gruegent Flow for Office 365」を開始した。Office 365のユーザーアカウントや組織階層を反映したAzure Active Directoryと連携したワークフロー業務の導入・運用、申請・承認業務の効率化、セキュリティの強化が実現できるようになる。
日本マイクロソフト 執行役 デベロッパーエバンジャリズム統括本部長 伊藤かつら氏からは、「この度のグルージェント様のGluegent FlowのOffiec 365対応を心より歓迎いたします。本ソリューションにより、お客様の様々な組織に合わせたユーザー管理を実現し、Office 365をより便利にご利用頂く機会をご提供できるものと期待しております。今後も日本マイクロソフトは、グルージェント様との協業を通し、クラウドの価値を最大限に高めたワークスタイル変革を提案してまいります」とのコメントも出ている。