ウイングアーク1stは4月25日、専門知識を必要とせずにクラウドやモバイル環境で見たい情報を可視化できるクラウド型のBIダッシュボードサービス「MotionBoard Cloud」において、IoT対応をはじめとしたアップデートを実施したと発表した。
MotionBoard Cloudは、さまざまな環境上にあるデータを多彩な表現力でデータをシンプルに可視化でき、ユーザー視点によりクラウドやモバイル環境で使いやすいサービスを提供するという。クラウドサービスのため、気軽に始められることに加え、ソフトウェアを更新することなく新機能を利用できるとしている。
今回のアップデートでは、ダッシュボードの開発生産性向上をはじめとした機能に加え、集計・分析された結果をレポートとして報告するための業務効率を画期的に高めるExcel、PowerPointに出力する機能を新たに搭載。
さらにBIツールとしてリアルタイムデータの可視化を実現し、IoTデータとシームレスにつなぐためのリアルタイム用APIを公開し、MQTTにも対応する。また、気軽に車両情報などの導線把握を可能とするスマートフォン用のアプリ「IoT Agent」も提供。常に変化するビジネス状況を監視・予測するだけでなく、遠隔操作などで現場の状態を把握し、迅速に次へのアクションに変えることが可能だという。
なお、リアルタイムデータの可視化を実現する新機能は「IoT Edition」として新たなラインアップで提供し、利用料金は月額9万円(10ID、税別)~。