伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は4月25日、社内外のユーザーでチャットやタスクの共有を行うビジネスコミュニケーションサービス「tocaro」と、Box Japanが提供するファイル共有クラウドサービス「Box」、さらにエンジニア向けプロジェクトツールなどを連携し機能強化を行ったことを発表した。
社内外でのコミュニケーション効率化を図る企業向けに、5月20日から提供を開始する。価格は、企業向けのプランが税別で月額2600円からとなっている。
tocaroの機能強化の主な内容として、Boxの画面に遷移することなくtocaroの画面上から、ファイルのアップロードとダウンロードが可能になったほか、業務で利用する100種類以上の一般的なファイルをWebブラウザ上で表示するBoxのプレビュー機能が、そのままtocaroの画面上で利用でき、他のアプリケーションを立ち上げることなくファイル内容を確認できるようになった。
また、特定のメールアドレスへのメールをtocaroに表示するメール連携機能が提供され、重要なメーリングリスト上のやりとりを、tocaroの画面上にもリアルタイムで表示することができる。
さらに、プロジェクト管理ソフトウェアのRedmine、統合監視ソフトウェアのZabbixなど、エンジニア向けのクラウドサービスやプロジェクト管理ツールと連携し、プロジェクトでの更新情報をリアルタイムにtocaroで取得し、メンバー間で共有できすることができる。