パイオニアは4月25日、100%子会社である中国の先鋒電子(中国)投資有限公司(パイオニア中国)が、同国のベンチャー企業である蘇州清研微視電子科技有限公司(清研微視)と共同でドライバーの眠気を高度に検知できる「眠気検知ユニット」を開発したと発表した。
同ユニットは、清研微視独自の画像認識技術や眠気検知アルゴリズムと、パイオニアのハードウェア開発技術を組み合わせており、ドライバーの状態を客観的に数値化することでドライバーの眠気を高精度に検出する。
また、さまざまな既存ソリューションムと連携させることで、ドライバーの状態をリアルタイムに把握して管理・警告を行うなど、事故発生リスクを低減する先進運転支援システムの構築が可能。今後、自動運転車両において重要とされる、緊急時のみドライバーが対応するレベル3における車室内センシング用途などへの活用も検討していくとする。
なお、同ユニットは5月11日より中国 上海で開催される「CES-ASIA」のパイオニアブースに出展される予定だ。