KDDIは4月25日、これまで提供しているM2M/IoT機器に対応した「KDDI M2Mクラウドサービス」を拡充し、新たにStandardプランの提供を開始すると発表した。
KDDI M2Mクラウドサービスは、セキュアな環境下でセンサからのデータ収集・蓄積、データのレポート表示といった、M2M/IoTをビジネスで活用する際に必要な機能をワンストップで利用できるクラウドサービス。
今回、提供を開始するStandardプランは、これまでの温度、湿度、位置情報などのデータ収集、管理ができるサービスに加え、エコモットと協業することで2000種類以上のセンサや監視カメラに対応するほか、業務に合わせて必要な情報の表示を柔軟に変更できるという特長を備える。
さらに、事前に設定済みの機器を送付し、すぐに使用できるネットワークカメラを使用した「監視カメラパッケージ」、セキュリティ対策を講じた「セキュリティパッケージ」、事務所、倉庫、農場などのさまざまな場所で使える「温湿度パッケージ」、車両の運行管理などが可能な「位置情報パッケージ」の4つのパッケージを各パートナー企業より提供する。
Standardプランの価格は、いずれも税別で、アナログ監視や接点監視などログの保存に適した「LOGGERコース」が、契約事務手数料1万円、月額料金はサービスID利用料(データ表示画面ログイン用ID)が5000円/ID、機器接続料(保存期間1年)が2000円/台、オプション料金は、位置情報表示オプション料が100円/台、データ保持オプション料が1年で150円/台、2年が300円/台となっている。
また、監視カメラからの動画の保存に適した「LIVEコース」の価格は、いずれも税別で、契約事務手数料が1万円、月額料金はサービスID利用料(データ表示画面ログイン用ID)が5000円/ID、機器接続料は保存期間30日が5000円/台、同60日が8000円/台、同90日が1万円となっている。