HOYAサービスは4月25日、ERPパッケージ「Microsoft Dynamics AX (Dynamics AX)」の利用者に対して「AXクラウドソリューション」の提供を開始した。

同社は、Amazon Web Services(AWS)のAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)上で、Dynamics AXの導入経験に基づき、AXクラウドソリューションを提供する。

これまでユーザーから従量課金の要望が多く、同サービスではクラウドサービスのスタンダードで、多くのユーザーに利用されているAWSを採用した。

同ソリューションにより、ユーザーの要件にフィットしたAWS、AXライセンスの調達が短期間で可能となり、クラウド上でAXを稼働させる上での運用も低コストで実現できるという。

Dynamics AXに最適化されたクラウドインフラの調達、パッケージ導入、運用までのライフサイクルをトータルでサポート。

パッケージ導入フェーズでは、同社のテンプレートを活用することでERP導入や基幹系のシステム構築ができるとともに、 ERP導入の効率化も実現して、導入期間と導入コストの低減が図れるとしている。同社では今後3年間で30件のクラウドシステム導入を目指す。