NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は4月20日、インターネットを経由しないセキュアな閉域網上にマルチクラウド環境を構築できるネットワークサービス「Multi-Cloud Connect」において、同日より順次機能強化を行うことを発表した。
具体的には、オンデマンド開通機能では、NTT Comの「Enterprise Cloud」や、「アマゾン ウェブ サービス」、「Microsoft Azure」「Office 365」などのクラウドサービスへの接続申し込みや帯域変更を、Webポータルから行うことができる。
また、従来の東京エリアに加え、大阪エリアにある「Enterprise Cloud」と接続するほか「アマゾン ウェブ サービス」を閉域で接続する「AWS Direct Connect」や「Microsoft Azure」「Office 365」を閉域で接続する「ExpressRoute」への直接接続にも対応する。
オンデマンド開通機能の接続メニューとして「Enterprise Cloud」では「ベストエフォート」が100M、1G、「ギャランティ」が10M、20M、30M、40M、50M、100M、200M、300M、400M、500M、1G、「アマゾン ウェブ サービス」では、「ベストエフォート」が100M、1G、「ギャランティ」が50M、100M、200M、500M、1Gで提供される。
以下の表は対象接続先サービスおよび提供計画。なお、海外接続についても順次提供を予定している。