ヴァル研究所は、NTTドコモが公開する開発者向けのAPI提供サイト「docomo Developer support」にて、「駅すぱあと」のデータ・機能を利用できる交通検索APIの提供を開始したと発表した。
docomo Developer supportは、NTTドコモが2013年に開設した開発者向けのAPI提供サイトで、NTTドコモや同社のパートナー企業が持つさまざまなアセットをAPIとして汎用化して提供し、開発者へ展開することで新たな事業の創出を推進する協創プラットフォーム。
今回、「交通検索 Powered by 駅すぱあと」としてdocomo Developer supportに提供し、公共交通機関の経路検索機能、駅情報の検索、時刻表情報の取得など、「駅すぱあと」が保有する様々なデータ・機能が利用できるAPIとなる。
ヴァル研究所は、約28年前から公共交通機関の経路検索システムとして提供している「駅すぱあと」のデータ・機能をサービス開発者が扱いやすいAPIとして「docomo Developer support」にて無料で提供。サービス開発や新たな事業創出への助力、協創を目指す。
これにより、開発者が交通検索 Powered by 駅すぱあとを、電車やバスの乗り換え案内や、乗り過ごし防止のアラームといった移動をサポートするアプリケーションなど、新たなサービス企画開発および既存サービスの拡張ができるようになるという。