SAPジャパンは4月15日、SAPが提供するクラウドプラットフォーム「SAP HANA Cloud Platform」におけるアプリケーション開発の最新情報や技術を習得するための日本語オンライントレーニングコースを5月10日より無償で提供すると発表した。
同トレーニングは、SAP HANA Cloud Platform上で拡張性の高いアプリケーション開発を目指す技術者・開発者を対象としており、このコースを受講することによって、SAP HANA Cloud Platformの基礎知識、セキュリティや各システムとの連携、IoTへの応用などについてオンライン講義を通じて実践的に学ぶことができるという。SAP HANA Cloud Platformに関する無償の日本語オンライントレーニングは初めてとなる。
SAP HANA Cloud Platformは、オープンスタンダードな開発言語や環境をベースとしたインメモリ方式のPaaSで、より高い機能性と俊敏性を備えたアプリケーションを短期間で開発できるように支援する包括的な機能を提供する。トレーニングコースは、自習プラットフォーム「openSAP」を通じて提供され、SAP HANA Cloud Platformの製品マネージャーの講師によるオンライン講義を中心に5月10日より6週間にわたって開講、最終試験終了後には修了証が発行される。
SAPジャパンでは、SAP HANA Cloud Platformにおける開発者コミュニティの拡大を積極的に進めており、今回のトレーニング開講はその一環となるという。既存のSAPパートナーにおけるビジネス機会の拡大のみならず、ISV(独立系ソフトウェアベンダ)や企業内開発部門の技術者がSAP HANA Cloud Platformのさまざまな開発支援機能やSAP HANAを活用できるように、引き続き支援していくとしている。