Visual Studio Coreチームは4月14日(米国時間)、「Visual Studio Code 1.0 Release」において、Visual Studio Coreの最新版にして初のメジャーリリースとなる「Visual Studio Core 1.0」を公開した。Visual Studio Core 1.0はWeb関連技術をベースとして開発された開発者向けエディタ。Windows、Mac OS X、Linuxといった複数のプラットフォームで動作する。
Microsoftはほぼ1年前、Visual Studio Coreの開発版を公開。GitHub上にオープンソース・ソフトウェアとして公開された。Visual Studioの名前を冠したエディタがオープンソースで、しかもWindowsのみならずMac OS XやLinuxでも動作するとあって多くの開発者の目を引き、この1年間で200万人の開発者にダウンロードされた。現在月単位ベースでVisual Studio Coreを使っている開発者の数は50万人、開発されたエクステンションの数は1000を超えている。
当初はJavaScriptおよびTypeScript向けのエディタだったが、現在ではC/C++、HTML、CSS、C/C++、Python、PHP、F#、JSON、Goなど100を超えるプログラミング言語や技術に対応している。日本語のサポートも追加されているほか、フランス語、ドイツ語、中国語など9の言語のサポートが追加されている。