ウェザーニュースは、4月14日に発生した「平成28年熊本地震」を受けて特設サイトを設置、天気の様子やそれに伴う注意点などを掲載している。
それによると、4月15日の熊本県付近は移動性高気圧に覆われて、一部では夏日を越すところもあるが、朝方は放射冷却が強く内陸エリアほど冷え込んでいたことから、昼夜の寒暖差が大きくなるため、寝不足や寒さ、片付け作業などに伴う体力の消耗に注意し、こまめに休むといった体調管理を促している。また、空気が乾燥しており、片付けなどの際の砂埃などに注意するとともに、マスクの着用などを推奨している。
なお、今後の天候としては16日の夜から17日にかけて雨雲が同地域上空を通過。夜の遅い時間ほど雨が強まり、雷を伴う可能性があるとしている。そのため、本震に加えて度重なる余震で地盤が緩んでいる恐れがあるため、土砂崩れなどの土砂災害が発生するリスクが高まっているとし、崖や急な斜面、山間の道路など危険な場所には近づかないよう呼びかけを行っている。