朝日新聞社とサムライトは4月14日、朝日新聞社がサムライトの全株式を取得してグループ会社化することで合意した。
サムライトは、オウンドメディアの企画やコンテンツの作成、運用、ネイティブ広告の企画・制作、自社アドネットワークによる流通などを一括して請け負うコンテンツマーケティング企業。社会の関心を集め、話題になる独自の企画・情報を通じて、消費者に訴えるノウハウを有するという。
朝日新聞社は、サムライトをグループ会社化することにより、オウンドメディアの分野に本格進出。オウンドメディアなど需要拡大が見込める新たなデジタル広告商品や関連技術を揃えることになる。
5月に広告局を改組して発足するメディアビジネス局を主体に、新聞やデジタルの既存広告商品と併せて広告主にマーケティングソリューションを提案、消費者に有益な情報を伝えることにも貢献できると考えている。
サムライトは、朝日新聞社との共同営業で顧客を拡大するとともに、朝日新聞社のもつコンテンツ・発信力・企画力を活かすことで、広告商品の魅力向上を図る。両社はコンテンツ作成力などを相互に活かし、ウェブ広告事業を共同で強化していく方針だ。