森ビルは4月13日、「虎ノ門ヒルズ」の隣接地において、新たに3つの大規模プロジェクトを推進すると発表した。これにより、日比谷線虎ノ門新駅(仮称)を含む一体的な都市づくりを加速する。
国際新都心グローバルビジネスセンターを目指し、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(2019年度竣工予定)と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(2019年度竣工予定)の2つのプロジェクトが進められる。
桜田通りを挟んだ西側には、東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称/2020年度供用開始)と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2022年度竣工目標)が計画されている。
3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ヘクタール、延床面積80万平方メートルに拡大。約30万平方メートルのオフィス、約800戸のレジデンス、約2万6000平方メートルの商業店舗、約350室のホテル、約1万5000平方メートルの緑地空間を備え、道路や鉄道などの交通インフラとも一体化した複合都市となる。