サイバーエージェントのコンテンツ・マーケティングを専門とする組織であるエディトリアルアドスタジオは4月13日、自社開発したコンテンツレコメンドエンジンである「A.J.A. Recommend Engine(アジャレコメンドエンジン)」の外部提供を開始した。
新ソリューションは、ユーザーの興味関心や行動、見ている記事の特徴、記事の話題性などを自動で解析し、関連したコンテンツを表示することにより、ユーザーのコンテンツ間の回遊性を高め、メディアの継続的な成長を促進するというもの。
同社が「Ameba」や「Spotlight」をはじめとするメディア/ゲーム運営で培ったノウハウを活用し、これらに蓄積した膨大な量のユーザー行動データや累計蓄積数20億件を超えるブログ・キュレーション・メディアの記事を基に開発した日本語解析技術、機械学習機能などを組み合わせた独自の配信ロジックにより、レコメンドを実現するという。
同ソリューションはこれまで、同社が運営するSpotlightや「by.S」、Amebaなどに導入していたが、新たに外部メディアへの提供を開始し、大手ポータル・サイトや大手新聞社のニュース・サイトなどを中心に2016年内に100メディアへの導入を目標にしている。