効率的な働き方は、ここ数年大きなテーマとなりつつある。多様な働き方や女性の継続就業支援など官民一丸となった取り組みが行われている。会議をどのように運営すべきなのか?も効率的な働き方を考える上で大切な指標のひとつだ。

名古屋市に本社を構える日本インフォメーション(NIC)は、基幹業務や物流、公共、製造業、金融と数多くのソリューションを展開している。ワーク・ライフ・バランス憲章(仕事と生活の調和)を公式ページに掲げている同社は、"企業が本当に求める理想の会議"をキャッチコピーに、iPad用ペーパーレス会議「スマートセッション」を作り出している。

同社Webサイトには、わかりやすいデモ動画が設置してあるが、サーバ上に仮想の会議室が設置され、設定者は、参加者と会議資料の登録を行うだけだ。参加者は、会議室に入り用意された資料を開くと、そのままメモや図を書き込める独自のビューアーで資料を閲覧できるようになる。メモ書きしたページのみを集約したり、通知ボタンを押すと、説明者と参加者の資料が同期するなど細やかな機能が満載されている。

スマートセッションの紹介動画 同社Webサイトより

今回、PCのブラウザからも同じ会議室が利用できるライセンス「スマートセッション for Web」が同社から発売(4月15日予定)され、会議端末として利用可能な端末がiPad以外にもWindowsやAndroidへと広がり、Web版独自機能として資料のストリーミング配信にも対応する。