2001年の「どっと原価(簡単編)」からバージョンを重ね、建設業務の原価管理を支える業務パッケージソフト「どっと原価シリーズ」。その最新版となる「どっと原価NEO ST」が4月27日に発売する。
同ソフトは、石川県金沢市に本社を構える株式会社建設ドットウェブが開発するシリーズで全国約2,660社(2016年2月)の導入実績を持ち、その運用とともに培ったノウハウをベースにバージョンアップを重ねている。
今回リリースされる「どっと原価NEO ST」は、2015年5月に発売された中小規模企業向け製品「どっと原価NEO LT」の上位版にあたり、受注・予算管理、仕入・買掛管理、原価管理、売上・売掛管理など、建設業の複雑な原価管理システムに基本機能で対応。拡張機能、テンプレートなど数多く存在するオプションを活用することで、ニーズに応じた柔軟な業務処理が可能になる。
「どっと原価NEO ST」では、新たにドリルダウンに対応しており、たとえば、部門別原価管理表から工事別原価管理表、工事台帳と各データへと集計レベルをクリックで掘り下げられる。また、よく使うメニューや印刷帳票などをお気に入りとして登録し、メニュー化するお気に入り登録機能などユーザーインタフェースも刷新している。
そのほか、内部統制に必要な「承認機能オプション」、アフターメンテナンス機能を持つ「アフター管理オプション」、工事進行基準に対応する「工事進行基準オプション」など6つのオプションやExcelデータとの連係など3つの拡張モジュールが加わる。価格は60万(税抜き)から。