新日鉄興和不動産はこのほど、東京都中央区日本橋一丁目で開発を進めている「(仮称)日鐵日本橋ビル建替計画」が4月1日に着工したと発表した。

同計画は同社の保有物件である「日鐵日本橋ビル」(2014年7月に解体済み)の跡地に、地上18階地下3階建て、高さ約84mのオフィスビルを建設するというもの。延床面積は約2万7400m2で、オフィスは1フロア約300坪、天井高2800mm、OA床100mmを確保し、レイアウト効率の高い整形無柱空間としている。建物外観は石とガラスを組み合わせた縦基調のシンプルなデザインとし、日本橋周辺の街並みと調和を図る。

同計画地は昭和通りと永代通りの公差点角地に位置し、東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋駅」のコンコースと地下2階で直結する計画。竣工は2019年3月31日の予定。

外観完成予想図

計画地位置図