テックビューロは4月7日、同社が運営するビットコイン取引所「Zaif」において、2016年4月6日付けで24時間あたりの出来高が33,000BTCを記録し、その取引高が円建てで国内シェア57.90%の15億円以上となったことを発表した。現物を取り扱うビットコイン取引所にて、1日あたり10億円を上回るのは日本で初めてだという。
「Zaif」は、2014年4月8日に運営が開始されたビットコイン取引所(運営が開始された時の名称は「etwings」)。
同社代表の朝山貴生氏は、「われわれはサービス開始当初より、数年以内には日本のビットコイン取引市場が欧米のそれを追い越し、中国に次ぐ第二の市場規模となるであろうと予想していた。日本でのビットコイン取引所における取引初日は、2014年4月8日の『etwings』における0.9934BTC(レート48,000円/BTC)だった。それを引き継いだテックビューロの取引所『Zaif』が、ちょうど2年目に1日あたり15億円以上の取引高を記録したというのには感慨深いものがある。2年間で、取引高が実に3万倍以上にまで成長した。今後もブロックチェーン技術に加え、ビットコイン自体のさらなる発展にも貢献できるよう尽力していく」とコメントした。
同社では、「Zaif」の取引機能拡充だけではなく、日本マーケット特有の独自のビットコイン関連サービスを近日提供開始する予定としている。