メルセデス・ベンツ日本は4月4日、最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の特別仕様車「G 550 4×42」を発表した。
G 550 4×42には37年におよぶ「G クラス」の歴史で同社が培った特殊車両技術を惜しみなく投入され、防弾仕様車の技術をベースとした「ポータルアクスル」の採用により、最低地上高460mm、渡河深度1000mmを実現した。シャーシは量産のGクラスをベースにしており、オンロード・オフロードのいずれにおいてもラリースポーツ由来の新可変ダンパーシステム「ラリー強化仕様ツインサスペンション」により、スポーティな運動特性と落ち着きある快適性を高次元で両立させたとする。
エンジンは「Mercedes AMG-GT」などに搭載されているAMF 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジンをベースに新開発した「M176型」エンジンを搭載。最高出力421PS/310kW、最大トルク610Nmを発揮する。
価格は3510万円で、4月4日~5月31日までの期間限定販売となる。