ネットギアジャパンは、3月30日、同社が昨年の7月に発表したWi-Fiネットワークカメラ 「ARLO(アーロ)」シリーズの第2弾として、電源アダプターを採用した屋内専用モデル「Arlo Q(アーロ・キュー)」を発表した。発売は4月中旬の予定で価格は24,800円(税別)。
昨年発表した「ARLO」は防水設計の屋外設置も可能なタイプで、電源はバッテリ。それに対して、「Arlo Q」は屋内専用で、ACアダプタからの電源供給となる。
米NETGEAR Retail Product Business Unit Product Line Manager Jett Chu氏は、ACアダプタプタを採用した理由を、屋内専用である点と、24時間連続撮影が可能な点を挙げた。
「Arlo Q」は従来モデル同様Wi-Fi接続(IEEE802.11n 2.4GHz/5GHz)だが、これまでのように専用ルータは必要なく、他社製の無線LAN ルータとも接続可能。
画質は従来機同様、1080p HDで、画角の拡大により130度まで撮影できる。また、内蔵マイクとスピーカーにより、遠隔地のスマートフォンと通話することも可能。さらに、夜間撮影、動作検知アラート(音声検知も含む)、8倍デジタルズームなどの機能を備える。
撮影した映像はこれまで同様クラウドに保存。標準では無料で1GBまで、7日間保存可能だが、オプションで10GB/30日間(1190円/月)、100GB/60日間(1790円/月)まで拡張できる。
また、録画は1回あたり通常は120秒までだが、CVR(Continuous Video Recording)プランの購入で24時間連続録画も可能となる(月額1,190円~)。
さらに、ナイトビジョン対応で暗い部屋の中も撮影でき、動作と音声を検知して録画を開始。スマートフォンへ通知し、映像をクラウドに保存する。
将来はIFTTTに対応し、他のIoT機器と連動して録画を開始したり、日が暮れたらカメラをオンにする、動画をドロップボックスにアップロードなどが行えるようにする予定だという。