App Annieが3月29日(米国時間)、同社のブログ「2015 Gaming Report: Mobile Widens Its Lead Over Other Platforms - App Annie Blog」において、2013年から2015年にかけて世界中のユーザーがゲームに費やす時間をプラットフォームごとにインデックス化したものを掲載した。これによれば、2013年から2015年にかけて、モバイルゲームのインデックス値が増加しており、ほかのプラットフォームを抜いて最もゲームに時間が費やされるプラットフォームになっている。
2013年から2015年にかけては、モバイルゲームとPCゲーム/Mac対応ゲームに費やす時間が増加している。これとは逆に、据え置き型の家庭向けゲーム機や携帯型ゲーム機に費やす時間は減少している。PC/Macゲームは2013年の段階ではモバイルゲームよりも高いインデックス値を示しているが、2014年には立場が逆転。2015年にはモバイルゲームが最もユーザが時間を費やすゲームプラットフォームとなっている。
Android、iPhone、PC、Mac向けのゲームにおける男女比はほぼ同じだという報告もあり、広告やマーケティングについて考えるのであればどちらの層に対してもアピールする必要があるだろうとも指摘されている。スマートフォンに搭載されるプロセッサやグラフィッチップの高性能化、スクリーンの高解像度化やスクリーンサイズの拡大などによって、スマートフォンで楽しむことができるゲームの幅は広がっており、ユーザーはより多くの時間をスマートフォンとともにすごすようになってきている。