ペンタセキュリティシステムズは3月14日、同社のWebアプリケーションファイアウォール「WAPPLES(ワッフル)」とオープンソース暗号化ソリューション「MyDiamo(マイディアモ)」が米国の情報セキュリティ誌「CDM(Cyber Defense Magazine)」のAwardsを受賞したと発表した。
WAPPLESは、「The Hot Company in Web Application Security for 2016(2016年Webセキュリティソリューション注目企業)」に選定されており、MyDiamoは「Editor’s Choice in Data Leakage Prevention for 2016(2016年データ漏えい防御編集者選定)で受賞した。
CDM Awardsは、CISSP(国際公認情報システム専門家)、CEH(国際公認倫理的ハッカー資格証)を保有した専門家や国土安保省(DHS)の職員が審査することで知られており、審査委員らが約2カ月の間に候補製品の技術的なレベルや市場性を綿密に検討し、授賞を決定する。
WAPPLESは、知能型探知エンジン(COCEP)を基盤にした製品であり、性能をクラウド環境に最適化させて、差別化したクラウドセキュリティサービスであるクラウドWebアプリケーションファイアウォールソリューション「WAPPLES Cloud」や「Cloudbric(クラウドブリック)」なども提供している。一方のMyDiamoは、米国および日本で高い需要を見せているオープンソースデータベース暗号化ソリューションとしてMySQL、MariaDB、PerconaDBを支援するエンジンレベルの暗号化ソリューションで、2013年以降、現在まで2000件以上のダウンロードを記録しているという。
なお同社では、CDMのAwards受賞を受けて、「市場参入の障壁が高いアメリカ市場でWAPPLESやMyDiamoの優秀な技術水準を認められたと思う。立証された技術力を基にして、現在、アメリカのセキュリティ市場に最適化された製品を準備している状況でおり、今後北米市場進出を積極的に展開していく予定である」とコメントしている。