ディーリンクジャパン(D-Link)は3月24日、ギガビットアンマネージドスイッチのDGS-1000シリーズにIEEE802.3at準拠、PoE/PoE+対応の「DGS-1008P/JC」「DGS-1008MP」の2機種を新たに追加し、パートナー各社を通じて販売を開始した。価格はいずれも税別でDGS-1008P/JCが2万9800円、DGS-1008MPが3万9800円。
今回、新たに「DGS-1000」シリーズに追加されるのはDGS-1008P/JCおよびDGS-1008MPの2機種。両機種ともに10/100/1000BASE-Tを8ポート搭載したIEEE802.3at準拠のPoE/PoE+対応アンマネージドスイッチであり、機器の利用により電源コンセントが無い環境でもPoE受電対応の無線アクセスポイントや、Webカメラなどへの電源供給が可能になり、工事コストを削減することが可能だという。
DGS-1008P/JCは、10/100/1000BASE-Tの8ポート中、4ポートがPoE/PoE+対応であり、1ポートあたり最大30W、スイッチ全体で最大68Wまで給電することが可能。ファンレス設計のコンパクトなデスクトップサイズのスイッチであり、標準で添付される壁設置キットやゴム足などを使用することで、環境に合わせて設置設計ができる。
一方、DGS-1008MPは10/100/1000BASE-Tの8ポートすべてがPoE/PoE+対応しており、1ポートあたり最大30W、スイッチ全体で最大140Wまで給電することが可能なファンレス設計および電源内蔵のデスクトップサイズのスイッチ。標準添付されるラックマウントキットにより、19インチラックに設置することやゴム足を取り付けてデスクトップスイッチとして設置することもできるという。
なお、両機種はD-Linkの長期保証制度である「リミテッドライフタイム保証」対応製品であり、製造終了日から5年間のメーカー保証を受ける。