ワークスアプリケーションズ(ワークス)と日本マイクロソフトは3月24日、クラウドビジネスにおいて連携強化することを発表した。

具体的には、日本マイクロソフトが提供するパブリッククラウドプラットフォーム 「Microsoft Azure」に、ワークスが提供するクラウド運用サービス「COMPANY on Cloud Managed Service(CCMS)」を対応させ、4月より正式にサポート、販売を開始するという。

Azureを活用したCCMSのシステム構成例

またワークスは、日本マイクロソフトと国内ERPベンダーとして初めてのクラウドソリューションプロバイダ(CSP)契約を締結し、ERP環境のクラウド化を促進するため、両社で連携して販売活動などを行っていくとしている。これにより、ワークスは自社製品・サービスに加え、「Azure」サービスをセットにしたワンストップのサービスが提案可能となった。

今後両社では、「COMPANY」の既存顧客や、新規で「COMPANY」の採用を検討中の企業に向けて、クラウド活用による利便性、運用性向上の訴求を促進し、最新のクラウドテクノロジーを最適な価格で提供していくという。年間100社を目標に、大手企業への基幹業務アプリケーションのクラウド移行を提案し、連携して販売活動を行っていく構えだ。