ベリタステクノロジーズは3月23日、アーカイブソリューション「Enterprise Vault 12」と非構造化データの分析を行う「Data Insight 5.1」の最新版を提供開始した。

今回、2製品に実装された新機能として分類機能やBoxのサポート、自動修復ワークフローなどが搭載されており、これらの機能を組み合わせることで企業をサポートするという。 Enterprise Vault 12は、一元化された分類フレームワークを提供し、重要な情報や規制対象の情報を簡単に特定することで、重要でないデータを削除できる。

さらに、特許出願中の技術または互換の分類エンジンを使用し、電子メール、ファイル、SharePoint、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアなどの取得コンテンツを自動的に分類するほか、PB(ペタバイト)規模の情報をアーカイブしている顧客が情報を再分類して、長期的に保持する方法を改善できるように支援。

一方、Data Insight 5.1は新たに法人向けクラウドストレージのBoxをサポートし、オンプレミスのストレージから最も利用されているクラウドオプションまでを対象として、企業全体にわたり、包括的に機密情報を特定できる機能を提供する。

そのほか、「設定修復支援ワークフロー機能」が強化され、アクセス権限とファイル権限の変更を可能な限り自動化でき、セルフサービスポータルから簡単に利用が可能だという。