アクティブコアは、美容機器・フィットネス機器・化粧品を企画製造するMTGがの自社DMP基盤として「activecore marketing cloud」を採用したと発表した。

activecore marketing cloudは、ERPやCRM、DWH、コールセンターやWEBサイトによる企業内データおよび、その他の外部データに対してデータ統合・収集・蓄積・抽出とともにデータ分析(データマイニング)を行うクラウドベースのソリューション。

MTGでは、2013年にオンラインショップの開設以来、モール出店と商品数を拡大する中、毎日の売上状況や獲得顧客数をタイムリーに把握できる分析基盤と、顧客へのフォローアップ対応と販促対応をスピード化するマーケティング基盤の構築が課題となっていたという。

そこでMTGは、本店と各店のトランザクションデータを、プライベートDMP基盤である「activecore marketing cloud」内で統合分析することで、店舗別に日々の注文数と販売金額、および獲得会員数(新規会員数とリピート会員数)を可視化し、前日分の各店実績と時系列での販売推移を経営層と共有することを可能にした。

また、前日までの商品単位やカテゴリ単位での注文数、販売金額、購入会員数を、店舗別にレポートすることができるようになり、商品の顧客属性や買い回り傾向、広告枠の採算性を把握することができるようになったという。

MTGにおけるプライベートDMP基盤イメージ

さらに、顧客ポートフォリオ分析により、顧客を10段階にランク分類・管理し、新規客から優良客に育成するために顧客フォローするランクの優先順位を把握することが可能になったという。

今後は、自社が保有する様々なデータを「activecore marketing cloud」に統合することで、リピート購入施策やランク引上げ施策など、WEBサイトやメールを活用した顧客1人ひとりへの1to1アプローチを強化していくという。