セイコーエプソン(エプソン)は3月16日、プログラマブル水晶発振器「SG-8101」および「SG-9101」シリーズを新たに商品化すると発表した。
両シリーズは従来品と比べて動作温度範囲の上限を105℃に広げ、サイズは小型の2.5×2.0mmのほか、要望が多い3.2×2.5mm、5.0×3.2mm、7.0×5.0mmの各種パッケージ品を揃えた。
「SG-8101」シリーズは周波数許容偏差を3分の1以下に高精度化するとともに、消費電流を半減させた。一方、スペクトラム拡散機能を備える「SG-9101」シリーズは、消費電流を75%削減したほか、別売のプログラミングツール「SG-Writer II」を用いることで、出力周波数や出力周波数の変調プロファイル・周期の書き込みが可能となっている。
なお、両シリーズは2016年6月の量産開始を予定している。