CA Technologiesは3月14日、企業倫理の定義・促進に関する世界的機関「Ethisphere Institute(エシスフィア・インスティテュート)」により、2016年世界で最も倫理的な企業の1つに選出されたと発表した。
エシスフィアによる「世界で最も倫理的な企業(The World’s Most Ethical Company)」は、倫理的な企業行動を実施し、優れていると判断された企業を選出し表彰するもの。今回で10回目の開催となる。
企業の評価は、エシスフィア・インスティテュートの倫理指数(EQ)フレームワークに基づいている。評価指標は、倫理およびコンプライアンス・プログラム(35%)、企業市民としての活動と責任(20%)、企業倫理・法令順守における文化(20%)、コーポレート・ガバナンス(15%)、リーダーシップ、イノベーション、社会からの評価(10%)の5つの主要カテゴリーで測定される。
同社の受賞は、今回が初であり、ソフトウェアおよびサービス業界では3社が受賞している。同社の最高倫理・法令順守責任者であるJoel Katz氏は、「CAが世界で最も倫理的な企業の1つに選出されたことを誇らしく思う。CAは、従業員が倫理的な企業市民としての義務を果たすことが、経済的な成長と同じくらい重要だと考えており、また倫理およびコンプライアンスの重視は、顧客との協力で持続的な関係を構築するのに役立つと信じている。顧客の信頼を勝ち取るためにも、強力な倫理文化への努力を継続していく」と述べている。