富士重工業(スバル)は3月7日、開発中の次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の概要を公開した。
同プラットフォームは同社が中期経営ビジョンで掲げている"スバルブランドを磨く6つの取組み"の一環として開発されているもので、「水平対向エンジン」「シンメトリカルAWD」「アイサイト」と並び同社の次世代車を構成する基盤技術とされる。
同社は、「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を2025年までを見据えた次世代プラットフォームとして位置づけており、直進安定性や快適性、乗り心地、安全性能を追求することで"スバル史上最高レベルの総合性能進化"を実現していくとしている。また、全車種を1つの設計構想で開発していくことで、商品力の向上や開発・生産の効率化を図る。さらに、ハイブリッドや電気自動車などさまざまなパワーユニットにも同プラットフォームで対応する。
「SUBARU GLOBAL PLATFORM」は2016年に投入する次期インプレッサを皮切りに、同社が今後独自開発する全ての車種に採用される予定だ。