Drupalプロジェクトは2月24日(現地時間)、「Drupal 8.0.4, 7.43, and 6.38 released, and Drupal 6 reaches its end of life (EOL)|Drupal.org」において、脆弱性の修正を含んだ「Drupal 8.0.4」「Drupal 7.43」「Drupal 6.38」をリリースしたと伝えた。Drupalプロジェクトは8系、7系、6系を採用しているすべてのユーザーに対してこの最新版へのアップグレードの実施を強く推奨している。
今回のリリースでは、重要度がクリティカルと位置づけられている複数の脆弱性が修正されている。修正対象となった脆弱性に関する詳細は次のページにまとまっている。
Drupalプロジェクトは同時にDrupal 6系のサポートが終了したことも伝えている。Drupal 6系を使用している場合、今回リリースされた最新版にアップグレードするとともに、早期の段階でDrupal 8系または6系へ移行することが望まれる。
DrupalはWordPressほどのシェアは確保していないものの、それでも世界中で広く使われているCMSの1つとされている。WordPressを使ったユーザがDrupalへ移行してくるなど、エキスパートに好まれる傾向がある。