大日本印刷(以下:DNP)は、スポーツ選手やアイドルなどのコンテンツ画像のプリントサービスに必要な機能をクラウド環境で提供する写真販売サービス「DNP Imaging Mall コンテンツフォトサービス」の商品ラインナップや機能を拡充し、A2サイズのポスター出力や、DNPアートコミュニケーションズが保有するアート作品などの商品ラインナップの拡大などを行うと発表した。
写真販売サービスの機能の拡充では、コンテンツ保有企業に対してWebウェブサイト用のテキストや画像のデータを体系的に管理し、配信などを行うCMS(コンテンツマネジメントシステム)対応により、プリント写真販売サービスの構築・運用の負荷を軽減。また、企業のセールスプロモーション用途に対応するため、ノベルティや賞品と引き換えられるクーポンコードの発行も可能になる。
商品ラインナップの拡大では、従来からの写真プリントに加え、ポスターやポストカード、写真集などに商品ラインナップを拡大。
販売チャネルでは、店頭での対面販売に加えて、生活者自身がその場で注文やプリントの操作を行う専用端末での販売、インターネット販売にも対応する。
アートとグラフィックデザインの総合的なサービスを行うDNPアートコミュニケーションズでは、イメージングモールを活用し、保有するアート作品の写真販売を開始。第一弾としてフランスの画家ルノアールや歌川広重、葛飾北斎の作品を発売し、随時作品数を増やしていくという。
今後DNPは、スポーツ選手やアイドル、アニメやアート作品のほか、各種コンテンツを保有する企業に本サービスを提供し、プリント用材料と合わせて2017年度に15億円の売上を目指す。