大日本印刷(以下:DNP)は2月22日、仏Pradeo Security Systems(以下:プラデオ)のアプリセキュリティ検証サービス「AuditMyApps(オーディットマイアップス)」と、アプリの不正改ざんを防止するDNPのクラッキング対策ソフト「CrackProof(クラックプルーフ)」を組み合わせ、クラウド環境で提供する新しいサービスを4月1日より提供すると発表した。
今回DNPが提供する新しいサービスは、アプリの開発段階でセキュリティ性をAuditMyAppsで検証し、開発したアプリをCrackProofで改ざん防止するもの。
開発中のアプリの実行ファイルを同社サービスのクラウド上にあるAuditMyAppsにアップロードすると、そのアプリのセキュリティ検証結果のレポートが入手でき、繰り返しセキュリティチェックを行うことができる。
さらに、AuditMyAppsでセキュリティチェックを行い開発したアプリを、クラウド上にあるCrackProofで処理を行いアプリが改ざんされないようにする。
今回の新サービスでは、アプリのセキュリティ性を検証するAuditMyAppsと堅牢化処理を行うCrackProofを同一のクラウド環境でシームレスに利用することができ、よりセキュアなアプリの開発が効率よく行うことができるという。
価格は、1アプリにつき年間利用料300万円(税別)~。
DNPは、金融機関やゲームメーカーなどに向けて本サービスを提供し、5年間で5億円の売上を目指す。