社員の生産性が上がれば、より売上げが上がるのだが。そう考える経営者は多い。では、社員たちが既に日々、一所懸命に働いているのであれば、いったいどうすれば生産性が上がるのだろうか?米IntelのMarketing DirectorのChad Constant氏は、Intelのオフィシャルブログに投稿している。
従業員は会社の成功のために、時には昼食を抜き、時には早出を行い最大限の努力を払っている。なのに生産性が上がらない。そんな場合は、従業員のPCの方がついてきていないケースが往々にしてあるのだという。
Chad Constant氏は、Principled TechnologiesとIntelが公開したレポート「Change your desktop,change your business」に言及。5年前のレガシーなPC環境と最新のPC環境との比較における183%のパフォーマンスの差が、決定的な生産性の差になる場合もあることを、"どんなにあなたの社員が一所懸命に働いても生産性において限界が生じる"という表現で述べている。
10分のタスクが3分で終わること。これがすべての社員で実践できるとするならば、10,000のデスクトップPCのリプレースが、のべ990,000時間を4年間にわたり削減できると、ITが職場に行き届いた現代において、高速なデスクトップ環境が生産性に寄与することを改めて強調している。