人材サービスを手がける英国のThe Cordant Groupが、Googleが提供する企業向けソリューション「Google Apps for Work」を使って、いかにコスト削減を達成していったのか。同社ディレクターCraig Bell氏の言葉でGoogle for Work Official Blogに掲載された。

The Cordant Groupは1957年に設立、専門的なリクルーティングビジネスを中心に幅広くサービス業を展開。国内200拠点に2500人の社員、ピーク時には数万人におよぶスタッフとともにクライアントの多様なニーズに応えていかなければならない状況にあった同社は、新しいソリューションを求めた末にGoogle Apps for Workを採用。

毎月160万通のメールの送受信を支える「Gmail」、面談者とのやりとりなど平均25%の時間的削減に寄与する「Hangouts」、毎月125,000ファイルが新たに追加されナレッジの共有を実現していく「Google Drive」と、シーズンごとに大きく偏りが出る人材サービスにおいて、スケールアップやスケールダウンに柔軟に対応できたことを述べている。

同社の場合導入後の1年間で500,000ポンド(約8,000万円)のコスト減に繋がっているが、何よりもIT主導でスマートに働けるようになったことが大きかったと結んでいる。