米国の第三者安全科学機関であるULは2月15日、セルフバランス・スクーター(ホバーボードと呼ばれる)の構造評価、試験ならびにUL認証の受け付けを開始ししたと発表した。
今回受け付けを開始した試験・認証は評価アウトライン「UL2272」を用いて行われ、セルフバランス・スクーターに搭載される電池ならびにその充電装置を含む動力伝達装置が適用範囲となる。
同社は「ULは、これまで長きにわたって、バッテリーセル、モジュール、パック、そして、それらに用いるバッテリー充電器や電源を単独部品として試験・評価・認証するサービスを提供してきました。この度、科学・調査・技術分野のエキスパートからなるチームが、1つのシステムとしてセルフバランス・スクーターの電気ならびに火災安全を試験・評価するための適切な要求事項と評価方法を開発しました。最近の報道に見られるように、これらのサービスに対するニーズは高まっています。UL 2272によってメーカーや流通業者の方々に試験・認証サービスを提供できることをうれしく思います」とコメントしている。