小田急電鉄は2月8日~29日まで、新宿駅西口地上コンコースの箱根旅行専門店「はこね旅市場」で、ソフトバンクロボティクス「Pepper」を観光案内コンシェルジュとして試験運用すると発表した。
このPepperは、ブリックス、フューブライト・コミュニケーションズと連携して、多言語で切符売り場案内や観光スポット紹介、観光客との記念撮影を行うほか、通訳コールセンターへの取次を行う。対応言語は英語、中国語となる。
フューブライト・コミュニケーションズは、観光・介護分野を中心にPepperアプリ開発を行っている一方、ブリックスは24時間365日で6カ国語対応の通訳センターを運営している。Pepperは、Pepper自身を介して観光客と通訳オペレーターと繋ぎ、案内を行えるようにする。
Pepperを利用した接客対応では、日産自動車やネスレ日本、ホテルグループのハイアットのほか、一般の小規模カフェでも導入事例がある。