「3 ways to drive business decisions using the new Excel 2016 charts」(同社オフィシャルブログ「Office Blogs」より) |
Microsoftは2月4日(現地時間)、同社公式ブログにおいて、"3 ways to drive business decisions using the new Excel 2016 charts"と題したブログを投稿。ビジネスシーンを中心にデスクトップ、タブレット、スマートフォンにおけるExcel、Word、PowerPointで威力を発揮する新Officeのチャートを紹介している。
Waterfall chartは、項目ごとに連なる滝のように表示されるチャートで、サンプルでは項目ごとにトータルでの利益から、原価項目が順に差し引かれていくこと様子を表示している。収支関連を例に、新しい形で迅速にビジュアライズしている様子がわかる。
Treemap chartは、見た目にもインパクトのある円形のチャートで、異なるカテゴリと異なる階層の割合をひとつの円で表示できる。サンプルでは、出版社の本の売上げを例に、中心に近い部分でChildern`s Books、Magazine、Mysteryと大枠のカテゴリを表示。その外周において、Age 3-5、10代など対応した下部階層の比率を表示している。
Box & Whisker chartは、ヒストグラムや棒グラフのように「柱」が並ぶお馴染みの形と思いきや、柱の中には四分位数や異常値など、より詳細なデータも表現。多くの企業では、ヒストグラムを使った利用者の年齢別の分析など、顧客を引きつけるためのデータ分析が日夜行われているが、Box & Whisker chartはさらに深い分析を"one view"で提供する、とそのメリットを強調している。
また、近くOffice 365サブスクリプションでお目見えする予定であるとして、ビジネス分析に役立つチャートholistic view(全体論的視野)も紹介している。