インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)は2月5日、最適な営業活動を行うためというクラウド・ソリューション3製品をパッケージ化すると共に、同社が独自で開発したという営業メソッドの概念を加えた、「セールス&マーケティング戦略統合ソリューション」サービスを開始した。

新サービスは、マーケティング・オートメーションである「Marketo」、営業支援システムである「Salesforce」、データ可視化ツールである「MotionBoard Cloud」をパッケージ化し、営業メソッドである「B-AEMS」の概念を加えたもの。

同サービスは同社でも自社運用しており、その経験から培った知見と、予め最適化した機能設定を生かすことにより、導入から運用までの期間を大幅に短縮できるとしている。

また、これらの独立したシステムの組み合わせにより、顧客の属性や行動に基づく1to1マーケティング、顧客ごとのスコアリング評価(見込の度合いの数値化)、マーケティング部門から営業部門へのスムーズな顧客情報の引き渡し、データの可視化など、それぞれの強みを生かすことで、これまで成し得なかった顧客の獲得など戦略的に営業活動を行うことが可能となり、成果の最大化を実現すると同社はいう。

さらに、B-AEMSを加えることで営業戦略・プロセス設計などの品質の標準化を実現し、顧客との成約に向けた営業活動の向上が可能になるとのことだ。

同サービスでは導入支援に加えて、導入前のBPR(ビジネスプロセスの見直し)から導入(設定、テスト)、定着(導入後の教育・トレーニング)までを支援するという。既にMarketoやSalesforceを導入済の企業に対しては、未導入のシステムを提供して「セールス&マーケティング戦略統合ソリューション」としてBPRから定着までを支援するとしている。