サンテックパワージャパンは2月4日、メガソーラや小規模産業(設備容量10kW以上、50kW未満)向けのパワーコンディショナ(パワコン)のラインアップとして、新たに3製品を追加したと発表した。
新たに追加された大規模産業用の三相27.5kW品「SUN2000-28KTL」ならびに小規模産業用の三相24.5kW品「SUN2000-24.5KTL」は中国Huawei Technologiesが開発したもので、最高電力変換効率98.7%を実現しているほか、IP65の防塵・防水性能も備えている。また、ヒューズや外部冷却ファンがないため、長期間運用におけるメンテナンス費用の抑制も可能になるという。
3製品目の「GPS55B」は、OEM品で単相5.5kWの小規模産業向け屋外集中型パワコンという位置づけ。接続箱機能を内蔵することで、施工の簡素化を可能としたほか、最大10台のパワコンを一括でコントロールするリモコンもオプションとして提供することで、運用における時間と労力の削減を可能としている。
なお3製品ともにすでに受注を開始しており、価格はオープン。出荷は3月15日以降を予定しており、3製品合計で年間100MWの受注を目指すとしている。